グリップの基本をしっかりマスターしよう
ゴルフグリップとは何か
ゴルフは飛ぶ・跳ねる・走るといった機敏な動きが要求されることはなく、子どもから大人・高齢の方まで幅広い年代層の方々に深く親しまれているスポーツです。
ドライバーなどの細長いゴルフクラブを上手に使い分けることによって、飛距離を伸ばし、コントロールを良くすることもできるのがゴルフの醍醐味と言えるでしょう。
ゴルフを上達させるためには、基本中の基本であるグリップの基本をしっかりマスターしておくことが必要不可欠となります。ゴルフにおけるグリップとは、クラブの手元の部分にある滑り止めのことを指します。ゴルフグリップに使われている素材の種類は多く、太さや重量にもさまざまな違いがあります。
グリップの選び方によって、手で握った時の感覚も大きく変わってきます。自分が握りやすいグリップを選んでおけば、飛距離が増してボールの方向性をある程度上手にコントロールすることもできるでしょう。
グリップの太さは3種類に区分され、もっとも太いのが「M58」、もっとも細いのは「M62」で、数字が大きくなるにつれて細くなります。
ゴルフの経験が浅い方はその中間である「M60」のグリップを選ぶケースが多いです。

グリップの握り方について
先にもお伝えした通り、ドライバーショットを打って飛距離を伸ばすには、グリップの選び方や握り方が重要となります。
グリップの握り方はウィーク・スクエア・ストロング・オーバーラッピング・インターロッキング・ベースボール、主に6つの方法があります。グリップの握り方次第では、スイングに大きく影響を及ぼす可能性もあります。
その中で最初にマスターしておきたいのが、オーバーラッピングです。両手でクラブを包むようなイメージで握り、右手の感覚を活かしてゴルフボールを打つことができます。筋力の弱い子どもや女性の方は、ベースボールグリップをマスターしておくと良いでしょう。
野球用のバットと同じような握り方であることから、ベースボールグリップと呼ばれるようになりました。左右の指をすべて使って握ることによって、自然な構えでスイングすることが可能となります。